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春・5月、生子を1個ずつ丁寧に植えます。
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6月になると、畑一面に緑の葉が広がります。
太陽の恵みをいっぱいに受けて、地下の芋はどんどん成長していきます。
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秋になり葉茎が枯れ倒れる頃、地下の芋はようやく「1年玉」と呼ばれる芋となります。
こんにゃく玉の側面にぶら下っているのは生子です。
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掘り出した芋は、芽が折れないように丁寧に収穫され、寒い冬の間凍みないように貯蔵され、翌年の春を待ちます。 農家では、こんにゃく芋が凍みないよう貯蔵するために色々な工夫をします。
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翌年春5月、貯蔵室で元気に過ごしていた1年玉を1個ずつ丁寧に畑へ戻します。
6月には、前の年と同じように畑一面緑の葉が広がります。
太陽の恵みをいっぱいに受け、1年玉はさらに成長します。
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秋、葉茎が枯れ倒れると、土の中の芋は2年玉に成長しています。
晩秋の収穫時期には、2年玉と生子も収穫します。生子は非常に小さく、土の塊と見分けがつかない程です。
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収穫した2年玉は2回目の寒い冬を迎えます。1年目と同じように、凍みないよう貯蔵されて翌年の春を待ちます。
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3年目の春5月、貯蔵室で元気に過ごしていた2年玉を畑に1個ずつ丁寧に戻します。6月になれば1年目、2年目と同じように、畑一面に緑色の大きな葉が広がります。太陽の恵みと風雨の試練を受けながら、さらに大きくなります。
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秋になり茎葉が枯れ倒れると、地下の芋は3年玉に成長しました。側面にぶら下っている生子も種芋にするため、大切に拾い集めます。
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3年玉は、最初の種芋から4年の歳月を経て成長したこんにゃく芋です。ここまでの手間と時間をかけて、ようやくこんにゃくを作るのに適した芋へと成長します。
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