下町東城で約3百年以上前に起源を持つ伝統行事、「お通り」と呼ぶお祭りがあります。広島藩家老職東城浅野家の五穀豊穣祈願の依頼により執り行われた祭礼に神輿と行列が町内を練り歩いたのが「お通り」のはじまりとされています。
通りは大名行列・武者行列・母衣(ほろ)行列・華童子(稚児)行列が長い列となって東城の中心街を練り歩き、東城の歴史物語を再現する現在の形に、復興しております。中でも母衣(ほろ)行列は華やかな衣装に身を包んだ女子が花飾りのついた母衣(ほろ)を背負い一列になって歩く華やかな行列です。
衣とは戦国時代の戦場において背後からの矢よけに用いられた武具だったものですが、このような装飾を施した形状を残して保存されているものは日本全国でも大変珍しく、こうした行列でお披露目されているのは東城だけといってよいでしょう。記録では270年前にはすでに現在のような母衣が作られていたようで、上部に飾る人形はその母衣の古さを物語ります。
島県北東部の街の東城町伝統行事「お通り」の中から華やかな母衣(ほろ)ちゃんをイメージキャラクターに使用しています。
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